パプアニューギニアの物価パプアニューギニアの物価パプアニューギニアでの1泊目は、「Country Women's Association」併設のホステルだった。ツインルーム(シングルはない)で1泊40キナ(以下Kと略)。東南アジアの安宿と比較すると結構高いが、他に選択の余地がなくやむをえない。パプアニューギニアでは通常ホテルを利用するのはお金持ちかビジネスマンに限られ、一般の人は知り合いの家とかに泊めてもらうことが多いようだ。そんなせいかホテルの絶対数が少なく、またバックパッカーもほとんどいないため安宿が存在しないのだろう。食事の方はというと、これまたアジアのように安くはない(私の場合知らず知らずのうちに東南アジアが比較基準となってしまっている)。まず屋台というものが存在しないし、そもそもレストランの数が少ない。フライドポテトやソーセージを売るファーストフードのような店もあるが、それでも1食2ドルくらいはかかる。結局現地の人は外食をすることが比較的少ないので安い食堂が存在しないのかもしれない。 ちなみに3週間のパプアニューギニア滞在で、レストランで食事したのはたった1回だけだった(パプアニューギニア大学のカフェテリアでオイスターチキンとライスを食べた。7.8K)。あとはファーストフードの店で数回、それ以外はスーパー等でパンや食材を買ったりバナナを買ったりして済ませたのだった。まあパプアニューギニアはガイドブックにも書かれていたように、決して物価は安くないということだ。東南アジアのバックパック旅行(*1)の数倍はかかるように思う(*2)。 旅行するには移動にかかわる費用をカットすることは出来ない。まあ飛行機のところを陸路で移動するとかのように、交通手段を変更することによってそれは可能にもなるが、ここパプアニューギニアでは通用しない。そもそも国内の道路網は整備されておらず、またその道路も山や川によって寸断されているためどうしても飛行機を使わざるをえないのだ。そしてその料金が結構割高となっている。 今後マダガスカルまで長期間の旅行をするというのに、最初に訪れた国でこのように出費がかさむことはちょっと痛いがこれまたやむをえない。次を読む 為替レート 1キナ(K)≒37.1円。 *1 バックパック旅行とはザックを背負って旅行するスタイル。 一般的に宿・食事等の費用を比較的抑える。かつては貧乏旅行と言ったものだった。 *2 パプアニューギニア旅行では、宿泊に1泊最低20ドル、1日の食事に10ドルくらい見ておく必要がある。 何もしないで1日30ドルかかるわけで、これに交通費等が更に加わる。 ジャンル別一覧
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